使い方
Spreaの画面、数字、判定条件、日常運用を詳しく説明します。
Spreaを安全に使うためのガイド
Spreaは、買取店の価格から商品候補を作り、販売サイトで安く買える新品を探し、利益と商品一致精度を判定するリサーチシステムです。実際の注文や支払いは行いません。
- 最低Market Profit:5,000円
- 最低商品一致Confidence:0.95
- 販売価格の有効期間:120分
- 買取価格の有効期間:180分
- Paper Trading初期資金:300,000円
最初にすること
左のメニューから各ページを開きます。スマートフォンでは下部の4ページと「その他」から移動できます。各ページ上部で目的を確認し、右上の「使い方」でこのガイドへ戻れます。横に長い一覧は左右にスクロールして確認してください。深緑のボタンは選択中の条件や主な操作を表します。BUY・SKIPなどの判定は色だけでなくラベルも確認してください。
- データ取得元で販売・買取Providerが接続済みか確認します。
- 探索対象商品で対象数とYahoo!・楽天の検索進捗を確認します。
- 案件リサーチで探索ファネルとSKIP理由を確認します。
- 利益5,000円以上の候補が出たら該当商品で価格、在庫、店舗数、更新時刻を確認します。
- Paper Tradingと自動評価で、実購入せずに成績を蓄積します。
案件リサーチ
Sprea全体の現在地と、利益案件がどこで消えているかを確認するホーム画面です。
- 上段には該当商品数、利用可能資金、拘束中資金、48時間評価のPrecision、検出利益合計が表示されます。
- 商品探索ファネルは、買取Quoteから候補化、Canonical Product化、販売サイト発見、新品・在庫確認、利益あり、5,000円以上、BUYまでの件数を左から順に示します。
- 販売サイト別の探索結果ではYahoo!と楽天の検索件数、失敗数、商品一致数、Listing数、利益候補数、平均不足額を比較します。
- 本日の判定分析はJSTの0:00〜23:59が対象です。SKIP理由は複数付くため、理由別件数の合計はSKIP総数と一致しない場合があります。
- 『あと』は必要利益から現在利益を引いた不足額です。BUY条件を満たす場合は0円で、マイナスにはなりません。
探索対象商品
買取店に存在する商品を起点に、Yahoo!・楽天で安い販売商品を探す対象一覧です。
- 上部の進捗は、全商品をYahoo!・楽天で1回ずつ検索するための総回数に対する完了率です。『両方検索済み』は2サイトとも検索を終えた商品数です。
- 同じ機種名でもJAN、容量、色、Editionが違えば別商品です。JANがある候補は販売側でも同じJAN、または確定したメーカー型番が確認できた場合だけ採用します。
- 状態ボタンで未検索、検索失敗、販売商品あり、利益あり、BUYに近い、複数買取店ありに絞り込めます。BUYに近いは利益条件まで3,000円以内の商品です。
- カテゴリボタンと検索欄を組み合わせ、商品名、JAN、型番、検索語、最高買取Providerを横断検索できます。
- おすすめ順は利益額・利益率、買取店舗数、7日価格変動、最高値店舗への依存度、販売価格の鮮度を合わせたScoreです。履歴が7日未満の場合は安定度を蓄積中として控えめに評価します。
- 7日・14日・30日の買取価格は日ごとの最高値から平均、最低、最高、最高値からの下落、変動率を計算します。
- 最高買取は現在把握している買取店の最高額です。販売最安との差から概算利益と『BUYまであと』を表示します。最終BUY判定では送料・手数料・鮮度なども改めて確認します。
- Yahoo!・楽天は検索待ち、検索済み、検索失敗として別々に管理されます。検索済みで販売商品0件の場合は『該当商品なし』と表示され、未検索とは区別されます。
該当商品
販売価格と買取価格の組み合わせから作られた、具体的な利益候補を確認します。
- 同じCanonical Productについて、購入可能でFreshな販売Listingと、受付中でFreshな買取Quoteが揃った場合だけ候補になります。
- 販売側は新品、在庫ありまたは残りわずか、価格が正、URLが有効、取得後120分以内である必要があります。
- 買取側は新品系、受付中、価格が正、商品解決済み、取得後180分以内である必要があります。
- 複数の販売Listingでは、商品価格+送料−確実な還元で計算した実質仕入価格が最も安いものを選びます。
- 複数の買取QuoteではProviderごとの最新値だけを使い、上位3店舗と最高額・2位との差を保持します。
- Market Profitは、最高買取価格−売却送料−売却手数料−購入価格−購入送料+確実な還元です。クーポンなど確実でない値は含めません。
- 商品名を押すと商品詳細へ移動し、価格履歴と判定履歴を確認できます。
分析
探索改善と将来評価を、カテゴリ・Provider・Sprea Scoreごとに比較します。
- 24時間、48時間、72時間、7日後の評価完了数と価格データ待ち件数を確認できます。
- Sprea Score別成功率は、48時間後も利益5,000円以上だった割合です。必ず評価件数と一緒に確認してください。
- 販売・買取Provider別の価格維持率は、案件発見時を100%として将来価格がどの程度維持されたかを示します。
- 商品カテゴリ別利益ではOpportunity数、BUY数、平均利益、最大利益を比較します。
- Provider別平均利益不足額は、BUYに必要な5,000円まで平均でいくら足りないかを示します。
- BUYに近い商品ランキングは不足額の小さい順です。商品リンク先で容量、色、Edition、販売条件を確認してください。
- 探索前後の改善は、各商品の最初の販売候補と最新候補の利益不足額を比較します。プラスの改善額が大きいほど探索が有効です。
Paper Trading
実際に購入せず、BUY案件を仮想資金で購入した場合の資金と保有状況を追跡します。
- 初期資金は現在30万円です。1商品につき1個、同じCanonical Productの重複保有は禁止です。
- BUY判定でも資金不足や同一商品保有中の場合は約定せず、その拒否理由が判定分析へ戻されます。
- 利用可能資金は新規購入に使える金額、拘束資金は保有中の仮想仕入額です。
- 保有には商品、仕入先、買取先、購入価格、想定買取価格、期待利益、開始日時が記録されます。
- Paper Tradingは実注文・実決済を一切行いません。表示だけを根拠に実購入しないでください。
自動評価
Opportunity生成後の価格を追跡し、当時のBUY/SKIPが正しかったかを検証します。
- 24時間、48時間、72時間、7日後のチェックポイントを持ちます。評価時刻になっても必要な価格データがなければ、データ待ちになります。
- BUY後も必要利益を維持したか、BUYが失敗したか、SKIPした商品が後から利益案件になったかを記録します。
- Opportunity Decayは生成時から評価時点までに利益がどれだけ減ったかを示します。
- 48h PrecisionはBUYした案件のうち48時間後も成功条件を満たした割合です。件数が少ない段階では参考値として扱います。
- 手動評価は評価期限が来たデータだけを処理し、未来の評価結果を先取りしません。
データ取得元
販売サイト・買取店ごとの接続状態と、Collectorの実行履歴を確認します。
- 販売側はYahoo!ショッピング、楽天市場、Amazon.co.jpの公式APIに対応します。AmazonはCreators APIの認証情報を設定した場合だけ探索対象になります。Webページはスクレイピングしません。
- 買取側は買取1丁目、森森買取、買取商店のPublic Collectorから取り込みます。
- 接続済みは実データの取得履歴がある状態、設定済みは認証情報はあるがまだデータがない状態です。
- 件数と最終成功日時が更新されているかを確認してください。0件取得や長時間更新されない状態はHTML変更やAPI障害の可能性があります。
- 1つのProviderが失敗しても、他Providerの取得は継続する設計です。実行履歴のメッセージで失敗元を確認できます。
- イオシスとApple.comは現在の通常取得対象ではありません。禁止・未接続表示は故障を意味しません。
設定
利益判定、商品同定、Paper Trading、評価に使う基準を確認・変更します。
- 最低利益は現在5,000円、最低Confidenceは0.95です。検証のために安易に緩めない運用です。
- 売却送料と手数料はMarket Profitから差し引かれ、次回生成されるOpportunityから反映されます。既存Opportunityの当時値は書き換えません。
- 評価時間は24時間、48時間、72時間、168時間です。
- 本番Mock、CAPTCHA・ログイン回避、価格履歴の上書きは禁止されています。
- 設定保存前に値の意味を確認してください。利益閾値の変更はBUY件数だけでなく評価データの比較可能性にも影響します。
商品詳細
1つのCanonical Productについて、同定情報・価格履歴・判定・評価を時系列で確認します。
- 商品詳細は一覧の商品リンクから開きます。URLだけで開く場合は商品キーの指定が必要です。
- JAN、型番、容量、色など、別サイトの商品を同一商品と判断した根拠を確認できます。
- 販売価格と買取価格の履歴は別系列です。取得時刻とProviderを見て、古い価格を現在価格と誤認しないでください。
- ConfidenceとmatchReasonは商品同定の確からしさと根拠です。JAN完全一致が最優先で、型番、型番+属性、商品名+属性の順に判定します。
用語と判定の意味
- Buyback Quote
- 買取店が提示している商品、価格、受付状態、取得時刻の記録です。
- Product Candidate
- 複数の買取QuoteからJAN・型番などで重複を整理した探索候補です。
- Canonical Product
- 販売サイトと買取店を横断して同一商品を結びつけるSprea内部の基準商品です。
- Retail Listing
- Yahoo!や楽天で購入できる販売商品の価格、送料、在庫、URLの記録です。
- Opportunity
- 同一Canonical Productの販売Listingと買取Quoteを組み合わせ、利益を計算した案件です。
- Confidence
- 商品同定の確からしさです。JAN完全一致は1.00、型番完全一致は0.99を基本とします。
- BUY / SKIP
- BUYは利益・Confidence・鮮度・在庫などをすべて満たす候補、SKIPはいずれかを満たさない候補です。
- Sprea Score
- 利益、商品同定、買取店数、価格差、鮮度などから案件の研究優先度を表す評価値です。利益の保証ではありません。
- Fresh / stale
- 定めた有効時間内の価格がFresh、期限を過ぎた価格がstaleです。stale価格はOpportunityに使いません。
日常運用のおすすめ
毎日
- データ取得元で最終成功時刻と0件異常を確認する。
- 案件リサーチでBUY件数、SKIP理由、平均利益不足額を確認する。
- 該当商品があれば、価格取得時刻・在庫・商品バリエーションを再確認する。
週1回
- 探索対象商品の未検索・失敗が減っているか確認する。
- 48時間・72時間・7日評価の件数と価格維持率を確認する。
- Provider別の失敗増加や平均利益不足額の変化を比較する。
変更しないもの
BUYが出ないという理由だけで最低利益5,000円やConfidence 0.95を下げません。まず、商品母数、販売価格、送料、買取価格、検索精度のどこが原因かをファネルとSKIP理由で確認します。
困ったとき
- 数字が0件です
- 未検索なのか、検索済みで未発見なのかを探索対象商品で確認し、次にデータ取得元の最終成功時刻を確認してください。
- iPhoneが200件以上あります
- 同じシリーズでも容量・色・JANが異なるためです。安全な商品同定のため別候補として扱います。
- BUYがありません
- 本日の判定分析で利益不足、Confidence不足、買取店舗不足、資金不足などを確認します。平均不足額が大きければ閾値より仕入価格側が主因です。
- Yahoo!だけ検索済みです
- Providerごとのキューは独立しています。楽天は別の順番で検索されます。
- 販売商品を発見したのにOpportunityがありません
- 中古、在庫なし、価格が古い、商品属性不一致、利益不足、買取停止などで除外された可能性があります。
- 画面が更新されません
- 画面の更新ボタンを押し、データ取得元とAPIの状態を確認してください。ブラウザの再読み込みだけでは新しい収集処理は開始しません。
仕様変更時の更新方針
このガイドは製品仕様の一部として管理します。画面、項目名、判定式、閾値、Provider、Freshness、定期処理が変わる変更では、同じPull Request内でこのページも更新する運用です。
ページ下部の更新日が古い場合は、実画面と設定画面の値を優先してください。
最終更新:2026年9月14日(共通UI・ナビゲーション・一覧の読み方を更新)